【簡単です】小説の感想の書き方【自作を読まれたいあなたへ】

エッセイ
この記事はこんな方におすすめ
  • 小説の感想の書き方について知りたい
  • どうせなら作者様に好かれる感想を書きたい
  • そんなことより自分の作品を読んでほしい

科学的に正しい好かれる感想の書き方についてご紹介します。

「そんなことより自分の作品を読んでほしい」という方は目次から「まとめ:小説を読まれたいあなたへ」へどうぞ。

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小説の感想の書き方【小説を読まれたいあなたへ】

結論から云うと「表現に寄り添うタイプの感想」なのだけれど、そこへ至るまでに色々話しますよ。

いい質問が偉人をつくる

「質問が偉人をつくる」という至言がございまして。偉人の名言と一口に云っても、当然それを発するまでの脈絡はあるよなぁ──と。

たとえば孔子が残した名言の数々、アレなんてまさに弟子たちの質問あってこその”名言”じゃないですか。

荒野の誘惑でのキリストの答えだって、悪魔の誘惑──問いかけがあったからこその”答え”であって。むしろ、キリストの哲学をあそこまで端的に引き出すことのできた悪魔さんの手腕ヤバくないです? 流石権力と繁栄を授ける権利握ってるだけはありますね。

私もごく稀に「何か今イイ感じのこと云ったんちゃぅ~ん?」みたく思うことがあるわけですが

それとて思い返してみるとやはり他人との対話から生じているんですよね。

「よぉ~し、今からイイことを思いつくぞ~。よぉし! ──ヨォシッ!!」といくら内なるリトル只紫ただしに呼び掛けたところで、まあ限度はあるので(付け足しておくと、心理学者のスコット・バリー・カウフマンさんのレポートによれば「私はクリエイティブな人間になるんだーッ!!」と常日頃から自身に云い聞かせることである程度クリエイティブになれるよ、違った視点から物事を見られるようになるよというご意見もアリ)。

他人とのコミュニケーションこそが最大の脳トレなんて云うけれど、ああこういうことなのかなーとちょっとわかりみ。

日頃わたくしめに構ってくださる奇特な皆さま、本当にいつもありがとうございます。ありがたみの極み! 我愛尓!

小説の感想の書き方のコツはいい質問にあり?

──とまあ、雑な親愛と感謝の押し売りから始まったわけですが、兎角とかく的確な質問をする人ってカッコいいと思いませんか?

いい質問をする上で押さえておきたいポイント2つ

結局、いい質問って相手が「喋りた~い!」と思っている内容から、こっちが関心のある事柄をチョイスして「そこんとこどうなんです?」って尋ねるのがイイ感じじゃないですか。

  1. 相手が喋りたいと思う内容を把握する
  2. 1で把握した内容から自分の興味のある事柄を選んで質問する

真面目にこの2つを押さえておくだけでも大分違います

いい質問≠ヨイショ

一方で回答者が「喋りた~い!」と思っている内容から、こっちが関心を持てないことばかり訊いているとコレはもうぐうの音も出ないほどヨイショです。掘り下げるにも限度がありますし、いつかは「コイツさては興味ねぇな?」とバレる日が来る。

もちろんのし上がるための迎合として、これを要求される場面も少なからずあるのだけれど。

「いい質問をするために他にもコツがあるなら知りたい!」という方のために、今回の参考文献張っときますね~。

だから──と繋げていいものなのか、どうせ感想書くならその人に好かれたいじゃないですか? 良い目のつけどころだねって思ってほしいし、気分良く返信してほしいじゃないですか?

そんな思いからなろうで活動していた時分、よく使っていた感想の書き方がありまして。 

好かれる小説の感想の書き方とは

それが、冒頭で挙げた「表現に寄り添うタイプの感想」です。

要は、「この表現素敵ですね~」で終わらずに「この表現思いつくのに難儀したでしょう?」とか「ここのシーン書くの一番気合い入れたんじゃないですか?」とか、そういう具合に仮説込みの感想を書くんですよ。

表現に寄り添う感想のメリット:仮説を当てる必要がない

コレの良いところが、リスペクト前提であればたとえその仮説が間違っていても悪印象を与えない──それどころか、むしろ感想を読んだ作者側が「そう云われると、私あのシーン頑張って書いたかも」「あのセリフお気に入りかも」と思い当たる節を後付けで構築することさえあるので。

どうせ感想書くなら好かれたいよねー、一目置かれたいよねー、創作友だち増やしたいよねーと思っている方なんかにはオススメです。

とはいえ、これだけだと所詮私の経験則、サンプル数1のクソ雑魚なので以下に科学的根拠を述べます

小説の感想で好かれたいなら自己証明効果を活用せよ

自己証明効果とは

人は、自分しか知らない魅力、あるいは自分さえも知らない魅力に気づいてくれる人に対して心を開きやすい傾向にあります。

この「自分さえも知らない魅力」がミソなのです。

自分しか知らない魅力──たとえば作者がどんな心境でその場面を、その台詞を、その表現を描写したのか当てなければならないとなれば高い読解力が要求されます。

しかし、そもそも魅力を取り上げられて気分を害する人はまずいないので。”正解”を当てにいく必要がありません。「表現に寄り添う感想」を書く場合、高い読解力は必要ないのです。

自己証明効果については、メンタリストDaiGoさんの動画でも取り上げられていましたね

人間関係が激変する1.3倍好かれるほめ方

それでも感想を書くのが難しいあなたへ

作者に好まれる感想を書く上で高い読解力が必要ないということはわかった。

それでも小説の感想を書くって難しい! 第一相手に好かれたいなら作品を褒めないといけないんでしょ? 褒めるって難しくない? とお悩みのあなたへ朗報。

ぶっちゃけ感想で褒めなくても喜んでもらえる

たとえばあなたが年端もいかぬ子どもだとして、父親のもとへ頑張って描いた似顔絵を持って行ったとしましょう。

A「おーうまいうまい。よく描けてる。天才かぁ?」

B「おーこの眉毛のかたちとかそっくりじゃないか」

AとBどちらの言葉がもらって嬉しいですか?

恐らく大半の方はBなのですよ。なぜなら、Bの感想は絵をしっかり見ている人からじゃないと出てこないから。

そう、他人の創った作品に感想を述べる上で相手に好かれたいあまりベタな褒め言葉を並べる必要はないのです。細部に言及されるだけでも人は嬉しいのです。

極端な話、ずぶ濡れの人に向かって私ら「よっ、日本一!」とは云わないじゃないですか(笑)

褒め言葉は確かに耳ざわりの良いものですが、状況によっては不適切になり得る。

気負わず作品の細部に触れるだけでも書き手は嬉しいものです

まとめ:小説を読まれたいあなたへ

たとえば、連載小説の第1話に対する感想とかでよくあるじゃないですか?

もう、どの角度から見ても社交辞令にしか見えないコメント。

偽装しようとする努力が見えているなら構わないのですよ? ただ、偽装の気配さえ感じられないというか、逆に何故そのコメントを残そうと思ったの? それ書くくらいだったら何も書かない方がまだマシでしたよ? みたいな。

社交辞令って社交辞令だと思われないことが大切ですから。

明らかに見返りを求めているのがわかるお世辞をもらって嬉しい人なんていないじゃないですか

自作の小説を読んでほしい気持ちはわかるのだけれど

長々と書きはしたけれど、小説投稿サイトにいる以上は自作を読んでほしいんだろうし、小説書くのも多少は巧くなりたいんだと思いますよ? 

ただ、小説が巧くなる以上に大事なことって世の中たくさんあるから。

特に自分の作品読んでほしくて仕方がないという人ほど、小説の書き方──ではなく、まず人の気持ちを知るところから始めてはどうでしょうか。

ではまた。

レビューを書く上で重要なポイントを知りたい方はこちら

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管理人
kino tadashi

心理学と科学と妖怪学をこよなく愛する物書きの端くれ。
曲がりなりにもwebライティングで収入を得ているので、端くれの自称くらいは許されるだろうという認識でいる。
webライター、ブログ等で生計を立てるべく日々模索中。
WEBライター検定3級・ビジネス事務検定・校正技能検定初級取得済。

ムラサキゴテン

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