ここがヘンだよSNS【『デジタル・ミニマリスト』を読んだ感想】

エッセイ

どうもこんにちは、キノタダシ(@GtH4uTlfJ5mFvlL)です。

カル・ニューポートの『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』を読んで、改めて”いいね”ボタンって何なんだろうなと思っている。

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ここがヘンだよSNS【『デジタル・ミニマリスト』を読んだ感想】

本書の中で件のワンクリック承認は、「意義深い社交生活を育もうという努力をだいなしにする毒」とまで云われている。

結論”いいね”をしてはいけない。ソーシャルメディアの投稿におざなりなコメントをつけるのもなし。ただただ沈黙に徹するべし。

ここだけ切り取ると

極端過ぎィッ!!

と思わなくもないのだけれど、まあ実際問題思い当たる節はあるっちゃある。

現在、私は小説の他薦か、KAMITSUBAKI STUDIO推す目的くらいでしか”いいね”ボタンを使わないようにしている。

ごく稀に「確認しましたよー」という意図で押したりもするのだけれど、よくよく考えてみるとこの「確認済み」という意味合いで“いいね”をする──というのも何だかおかしな話で。

ユーザにおいて”いいね”をする基準に違いはあれど、SNS上で交流のある方のそれに“いいね”を押すとき、やはり何かしら思うところはあって“いいね”をしているわけですから、いや私は気にかけてますアピールするくらいだったら短くとも言語化する努力はしたら? と思わなくもなく。

その“いいね”に意味はあるのか

本書において”いいね”をしてはいけないとされる理由のひとつがまさにそれで。

私たちってこのボタンを押すだけで何だか交流した気になれてしまうんですよね。

ワンクリックしただけで、その人の気持ちにある程度寄り添えた気になってしまう。

ちょっと引いて見れば、一回ボタン押しただけじゃんって気づけるんですけど(笑)

この”いいね”ボタンが会話に代わる選択肢のひとつとして浸透している現状って──まあ、私はデジタル・ミニマリズム過激派ではありませんから、”いいね”を押すな! とまでは云わないのだけれど、とはいえ「コレおかしくね?」と違和を覚えてほしい一人ではあったりする。

pixivスタンプにみる感想のあり方

下記の記事で私は小説の感想を”お守り”みたいなものだと云った。もらった直後はそうでもなくても、時が経ってからその存在を認識すると効能があらわれる。だから、お守りに似ているよねーと。

この感覚については、物書きであれば少なからず共感していただけると思うのだけれど、じゃあ一方でpixivなどでよく見かけるコメント欄のスタンプからはたして同等の効能が得られるか──となると難しくないです? 

そこに如何様な想いのプロセスが込められていようと、動作としてはボタン押しただけじゃないですか(笑)

だから、偶にTwitterで「私には推しがいる。けど、感想を送るのは何だか畏れ多い。だからこういう思考のプロセスがあって、今日も今日とて”いいね”をするに終わってる」的な投稿がバズってるときあるんですけど、アレバズっちゃダメだと思うのですよ(笑)

わかるー

じゃねぇんだよという。その投稿に対してもすかさず”いいね”で反応ってもはやギャグ以外の何ものでもないじゃないですか。

だから──何が何でも気持ちを言語化しろ! とまでは云わないけれど、“いいね”をポチるだけで私は社会的ソーシャルなつながりを維持していると思い込んじゃうのはちょっと危ういんじゃないかなーとか、そういうお話でした。

推しの作品に良かれと思って講評書いたらなぜかこじれたあなたはこちらをどうぞ。その人が今後も推すにふさわしい推しかどうかを含めてお伝えします。

“いいね”をしてはダメとまでは云わないけれど

脳ってリソース少ない活動を好むようにできているので

一度”いいね”ボタンって会話に代わる選択肢のひとつなんだ~と学習したら、そればっかポチるようになるのですよ。

それ自体は別にSNSの使い方なんて個人の自由なのですから、責める要素はないのだけれど、とはいえ客観視したらコレ全く交流してなくね? というリアルには気づいてほしいなって。

かく云う私も過去とあるビジネス系YouTuberの動画にちょくちょくコメントしていた時期がありまして、「有益な情報をありがとうございます」みたいな感謝の皮を被った擦り寄りコメント送ってたんですけど(笑)

今になって思えば

いや、このコメント打ってる時間が無益そのものでしょ

と思う反面、そのYouTuberさんからしたら概要欄にある通り、私の送ったコメントがひとつの「励み」ではあったのかもしれないなぁーと。

大分肯定的に捉えようとしてますけどね。

ただ、形として残した以上は、誰かしらに向けて効力を発揮すると思うのですよ。

早くも遅くも。良くも悪くも。

今回はそんな感じ。ではまた~。 

エッセイ
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管理人
kino tadashi

心理学と科学と妖怪学をこよなく愛する物書きの端くれ。
曲がりなりにもwebライティングで収入を得ているので、端くれの自称くらいは許されるだろうという認識でいる。
webライター、ブログ等で生計を立てるべく日々模索中。
WEBライター検定3級・ビジネス事務検定・校正技能検定初級取得済。

ムラサキゴテン
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