どうもこんにちは、キノタダシ(@GtH4uTlfJ5mFvlL)です。
仕事柄役立ちそうだったのでメモ。ちなみに管理人の本業は介護職です。
今回の参考文献はこちら。
奥田昌子氏著『胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康』です。
胃腸を強くしたい人におすすめの寝る姿勢
寝るときの姿勢は仰向けか左側を下にして寝るのがいいらしい。
その方が胃腸が強くなるからとのこと。
最もよい寝るときの姿勢は、仰向けで上半身だけを約45度持ち上げた状態。
リクライニング式のベッドがあればベストですが、どの家庭にも必ずある代物ではないため、その場合はクッションや丸めた毛布などを使って肩全体を持ち上げるようにしましょう。
ちなみに、私は特別養護老人ホームで働いていた時代、「胃の形から考えると右を下にして寝た方がいい。なぜなら胃酸が逆流しにくいから」と教わったのですが、本書によれば巾着の口がゆるみやすいため総合的に考えると左向きの方がよいとのこと。
このあたり改めて知識のアップデートって大事だなぁと思い知らされる次第。
とはいえ、胃の形や位置には個人差があるため、どちら向きが自分にとって心地い良いかどうかは実際に寝て判断してみてくださいませ。
脳にとって最適な寝方は「横向き」説
余談ですが、2012年のロチェスター大学の研究によれば脳にとって最も良い寝方は「横向き」だそうです。
理由としては、横向きの寝方が最も脳脊髄液が流れやすい=脳の中を綺麗に保ちやすいからだとのこと。
人間の脳は、眠っている間に脳脊髄液によってアミロイドβなどの余計なタンパク質が洗い流されるわけですが、このとき脳脊髄液が最も効率よく脳内を洗浄できる体勢が「横向き」であるということです。
よって、個人的には胃腸と脳の両面から見て左向き最強じゃね?とか思うております。
もっとも、件の研究はマウス実験であるため、どこまで人体に当てはまるかは定かではありませんが。
研究の詳細が気になる方は下の動画をどうぞ。
ではまた。