SNSでネガティブ発言ばかり追ってしまうあなたへ

エッセイ
この記事はこんな方におすすめ
  • ついついSNSでネガティブ発言ばかり追ってしまう
  • SNSでネガティブなコメントを見ていると1日が終わっている
  • ネガティブな情報にもう振り回されたくない

結論から云うと、SNSでついネガティブ発言ばかり追ってしまうのは仕方がないのです

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なぜSNSでネガティブ発言を追いかけてしまうのか

たとえば今が原始時代だったとして、あなたが木の実を採っていたとき背後のヤブがガサガサ揺れたとしましょう。

このとき「あっ、もしかしたら後ろにケモノが隠れているかもしれない。あかーん怖いもうウチ帰って寝よっ」と悪い方向に考えられれば、逃げるという選択肢が取れます。生存確率が高まるわけです。

ここで「何か後ろの方でガサガサいってるけどヨユーっしょ。ウェーイ」とか云っちゃう人は、飛び出して来たケモノに首根っこ咬まれて絶命してきたわけです。

人間はネガティブに注目することで生きてきた

つまり、物事をネガティブに捉えることで生き残ってきたのが今の私たちなのです。

実際、日本人の9割はネガティブに物事を考えやすい遺伝子を持っているという説もあるくらいなので。この辺りを悲観しても仕方がありません。

我々はネガティブ発言に引き寄せられやすいんだという事実をまず受け入れましょう。

たとえばダーツをカッコ良く投げている自分をイメージして実際のスコアが上がる人もいれば、返ってスコアが下がってしまう人もいます。「ポジティブ思考こそ正義!」とは一概に云えないわけです

優れたものだけが生き残る【適者生存の自然淘汰】

たとえば、架空のトカゲで考えてみるとして。このトカゲの生息地はもともと湿度が高かったのですが、気候変動から乾燥が進んできたとしましょう。

すると、比較的皮膚の薄いトカゲは死んでしまいます。乾燥地帯では皮膚から水分が蒸発しますから、厚い皮膚をもっていた方が生存に有利なのです。

ダーウィンの自然淘汰説において、「ちょっと乾燥してきたな。よっしゃ、皮膚厚くしたろ! でもってそのこと子に伝えたろ!」などと考える有能なトカゲは必要ありません。元より皮膚の厚かったトカゲだけが生き残り、元より薄かったトカゲは次第に減ってゆくのです。

今生きている私たちも物事をネガティブに捉える傾向が強かったからこそ、自然淘汰されずに済んだわけです。

SNSのネガティブな情報が与えるデメリット

ただ、ネガティブな情報をつい追ってしまう、追い過ぎて無駄に時間を溶かしちゃう理由は他にもありまして。

SNSのストレスが注意力を低下させる

たとえばこんな経験ありません? 

世の中全てに対するアンチみたいな、もうお前誰と戦ってるんだよって云いたくなるような、ある種のSNSの犠牲者というか、新しいコミュニケーションスタイルがはぐくんでしまった魔物みたいなアカウント。

そういう人を見かけて、「うわぁ──」とか思いつつその人の過去のツイート何気なーくさかのぼったりとか──したことありません? 別にアプローチするわけでもなし、関わらんとことか思いながら見るだけ見ちゃって気付いたら貴重な休みの時間を大半ロスしてるみたいな経験ありません?

これは二〇一九年ランカスター大学の研究を元にしてるんですが、人間ってSNSからストレスを受けると注意力が低下するんですよ。

自分が誹謗中傷の的であるかどうかは関係ない

このストレスというのは何も自分が直接誹謗中傷を受けましたとかそういうことではなくて、自分とは全くの関係のない人が誹謗中傷されているところ見てもストレスなんですよね。

で、SNSで注意力の低下した人間が何するかっていうと──そりゃあSNSをさまようわけです。さらに人間はネガティブに目が向きやすい生き物なわけだから、意図せずどんどんそういう情報を拾っていきます。

まさに負のスパイラル。

捕捉すると、注意力を低下させるのは何もSNS由来のストレスに限った話ではありません。よって、何か集中できないなーというときはストレスの原因から探ってみるのも良いと思います

ネガティブな情報からSNS中毒にならないために

さて、最初の方に受け入れようと書いたのだけれどここが重要でして。

人間はネガティブに注意が向きやすい生き物なんだ、そうやって私たちは今日まで生き延びてきたんだ、これは私だけじゃないんだという事実をまず受け入れましょう。

人間はメカニズムを理解しているだけでもいくらか冷静になれるので。

仕組みを理解するだけでもSNS中毒は防げる

ついネガティブなコメントを目にして「うわぁ──」とか思いつつ、そのアカウントの動向をチェックしそうになったとき、「待てよ。今これ注意力散漫になってるな」「今ネガティブな情報に触れたことで私の注意力が1ポイントダウンした。だからこの行動を取ろうとしてるんだ」と頭に浮かびさえすれば踏みとどまれます。

自分がどうしてこうなるんだろう、どうしてSNSに無駄な時間を費やしてしまうんだろうという仕組みを理解しておくだけでも対策になる思います。

ちなみに私自身はSNSってメチャクチャ便利なモノだと思っています。全否定はしません。SNSの悪影響を受けず、ビジネスライクにSNSを使いたいならSocialDogを始めればいいのではないかと。無料でも充分使えます

メンタルを病むきっかけとしてよくやり玉に挙がるSNSですが、使い方次第でメリットもあります。

まとめ:SNSでネガティブ発言ばかり追ってしまうあなたへ

  • 人はネガティブな情報に注目できるからこそ生き延びてきた
  • SNSでネガティブな情報に触れると注意力散漫になる
  • SNSで受けたストレスをSNSで癒そうとすると最悪SNS中毒に陥るかも
  • メカニズムを把握するだけでもSNS中毒のリスクは減らせる

特に「商業作家デビュー目指してます!」なんて人は下積み的な意味でやっておいた方がいいと思うし、日記書くとメンタルが安定する、記憶力が高まるという説もありますからそれこそ日記感覚で使うのはアリだと思います。

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今回したのは「今すぐSNSを止めろ!」という極端なお話ではなく、付き合い方を考えましょうねというお話でした。

せっかく便利なものがある時代に生まれたのだから、使いこなしていきましょう。

ではまた!

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管理人
kino tadashi

心理学と科学と妖怪学をこよなく愛する物書きの端くれ。
曲がりなりにもwebライティングで収入を得ているので、端くれの自称くらいは許されるだろうという認識でいる。
webライター、ブログ等で生計を立てるべく日々模索中。
WEBライター検定3級・ビジネス事務検定・校正技能検定初級取得済。

ムラサキゴテン

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