- 読者がクリックしたくなる、効果的な見出しをつけたい
- 「見出し」の力で、文章を読んでもらうハードルを下げたい
どうもこんにちは、キノタダシ(@GtH4uTlfJ5mFvlL)です。
膨大な情報が溢れている昨今、自分の書いた文章を読んでもらうハードルはどんどん上がっています。
書籍でもネットニュースでも、読者の注意を僅かでも引くために「見出し合戦」が繰り広げられています。
見出しは本来、本文の内容をわかりやすく一行にまとめたものです。
そこからさらに人の興味を引けるかどうかという領域は、主に編集者やコピーライターが持っていればいいスキルでした。
しかし、誰もが情報発信できる今では一般の人でも興味を引く見出しづくりのスキルが求められるようになってきています。
そこで、今回は人の興味を引きやすい見出しのパターンを6つご紹介します。
読者の関心を引く見出しにすることで検索結果からのクリックが増えれば、SEO的にも効果が期待できます。
ブログ記事を書くときなどの参考になれば幸いです😌
今回の参考文献はこちら。
金川顕教氏著『人もお金も動かす 超スゴイ!文章術』です。
見出しの書き方1:印象的な事例を使う

2005年にベストセラーとなった山田真哉氏著『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』のように、コンテンツの中で登場する印象的な事例をそのままタイトルにするパターンです。
本文の内容を要約するという基本原則をあえて無視した変則技と言えるでしょう。
人の興味を引くという点では効果大ですが、「何の本なのかわかりづらい」というデメリットも抱えているため多少のリスクはあります。
見出しの書き方2:バズワードを使う

世間で注目を集めているバズワードを見出しに取り入れるパターンです。
例えばキャリアコンサルタントの人であれば
「ZOZOTOWN前澤社長にみるこれからのキャリアの形」
といった記事を執筆すれば、注目を集められそうです。
基本的にバズワードは旬が短いため、ブログ向きと言えるでしょう。
見出しの書き方3:具体的な数字を入れる

何かの効果を訴えたい場合は具体的な数字が含まれている方が、イメージしやすく人の目に止まりやすいです。
「売り上げがアップする新時代の広告戦略」よりも
「売り上げが3倍になる新時代の広告戦略」
のほうが、企業の経営者や広告担当者に刺さるでしょう。
社内の提案書のタイトルなどでも応用できます。
見出しの書き方4:手軽さを強調する

最小限の手間で最大の効果を欲するのが人間です。
特にハウツーを伝えるコンテンツの場合、見出しの段階で手軽さを強調できるかどうかはかなり重要です。
Amazonでダイエット本のランキングを見ても
- 「10日間マネするだけ!」
- 「運動なしでやせる!」
- 「意志力ゼロで体が変わる!」
- 「かんたん3ステップでOK!」
といったような低負担をアピールするタイトルが上位を占めています。
見出しの書き方5:疑問形にする

見出しで読者に問いかけるパターンです。
例として実在する本のタイトルをいくつか挙げてみます。
- 『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』
- 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』
- 『なぜ人と組織は変われないのか』
- 『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』
疑問形にすることでその見出しを目にした人は一瞬頭の中で答えを探ります。
それだけでも注意を引くことができますが、考えた以上答えを知りたくなるのが人間です。
非常に理にかなった見出しの付け方と言えます。
見出しの書き方6:比較系にする

ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』がまさにこのパターンです。
伝えたいことは「金持ち父さん」の哲学であっても、あえて比較の形にすることで読者の関心は

両者の違いはなんだろう?
ということに向きます。
これは文章をわかりやすく説明したいときに役立つテクニックでもあり、複雑なテーマであっても二元論として単純化することで読者の心理的なハードルが下がるのです。