- ユニークな小説のキャッチコピーを知りたい
- いわゆる「なろう系」を除いて面白いネット小説を探している
- 面白いキャッチコピーを書く作家さんを知りたい
どうもこんにちは、キノタダシ(@GtH4uTlfJ5mFvlL)です。
小説投稿サイト「カクヨム」において、キャッチコピーは作品タイトル以上の存在感を放ちます。
実際、カクヨムのTwitterカードを見てもらえるとわかるのですが、
キャッチコピーの主張が圧倒的です。
それゆえ、

ついクリックしたくなるような人目を惹くキャッチコピーが書きたい!
という創作クラスタは決して少なくないはず。
そこで、今回はカクヨム自主企画『キャッチコピーで思わずクスリときた作品だけ読みます』から、キャッチコピーを見て思わずクスリときた作品のみをピックアップしてみました。
公開サイトは云わずもがなカクヨム、ジャンルはバラバラです。
ネタバレは極力控えております。
気になった作品は各作品タイトルのリンクからどうぞ。
あなたの創造力をはぐくむ一助となれば幸いです😌

肝心のキャッチコピーがどこにも見当たらないんですがそれは

肝心のキャッチコピーは、作品のリンクを踏まないとわからない仕様になっておりますゆえ、気になる方は読みに行ってどうぞ
おすすめネット小説① 『トラックネード(トラ台風)』

【作品情報】
『トラックネード(トラ台風)』 作者 早起き三文
【紹介文】
ある日、カテゴリーファイブの台風が本州を襲う。
だが、その台風はトラックをも含めていたのだ。
様々な異世界転生アニマル達が住民を襲う……!!
感想
知る人ぞ知るサメ映画『シャークネード』をベースにした、発想自体すごいとは思うけどそれを作品として書き起こそうと思ったその心意気もすごいな──と色んな意味で本企画主催者に驚きと感動を与えてくれた作品。
多分そのうち「ダブルヘッド・トラック」とか「トリプルヘッド・トラック」とか出てくるのではあるまいか(多頭トラックシリーズとは)。
おすすめネット小説② 『タイムスリップしたら一度はやってみたい事 黒銘菓短編集62弾』

【作品情報】
『タイムスリップしたら一度はやってみたい事 黒銘菓短編集62弾』 作者 黒銘菓(クロメイカ/くろめいか)
【紹介文】
ひょんなことからタイムスリップ能力を得た男、亀井黒。
彼はその能力を使って一度でいいからやってみたいと思う事を実行するのだった。
なろうラジオ大賞 応募作
この作品は『カクヨム』『NOVEL DAYS』『小説家になろう』の3つに投稿しています。
感想
実質キャッチコピー凸企画に、まさかの誤字ったキャッチコピーで凸を仕掛けてきた猛者(現在は修正されている模様。しかし私はそれがタイムス”イ”ップだったことを憶えているぞ)。
とはいえ、実のところ最も目を瞠るべきはキャッチコピーのそれではなく、氏が本企画に投じた作品数である。
私が「一人で(本企画に)百作品くらいブチ込んで来たらそれはそれで笑うやもしれませんが」などと発言したところマジで百作品くらいブチ込まれたので。
テキトーなことを云うものではないな──と思い知らされた次第。
おすすめネット小説③ 『ぺんぺんとらっかせい』

【作品情報】
『ぺんぺんとらっかせい』 作者 リエミ
【紹介文】
ペンギンの『ぺんぺん』と、落花生の『らっかせい』の
こころあたたまる ほのぼのショートショートです。
作品へのレビュー、コメントなど、
一言でもいいので、ご感想をお待ちしています。
◆小説一覧リスト – リエミブログ
感想
本企画のトリックスター的ポジション。
「クスリ」というワードを「微笑ましい」という角度から解釈したのは、恐らくだがこのリエミさんくらいではないだろうか。
まさしくトリックプレイである。
タグの「ほのぼの」が些か腑に落ちぬところではあるが、思い返してみるとなるほど確かにほのぼのであったなぁという気もする?(行き場のない疑問符)
おすすめネット小説④ 『異世界グルメハンターズ 野良飯編』

【作品情報】
『異世界グルメハンターズ 野良飯編』 作者 あきかん
【紹介文】
米3合は食えねえ
感想
本企画の参加作品の中で恐らくは唯一の企画特化型。
肝心のキャッチコピーだが、はっきり云ってぱっと見では内容が頭に入りづらい。
が、それこそがミソであり、ぱっと見で頭に入りづらいからこそ一旦立ち止まって目を通さざるを得ないのである。目を通して、その文面が表す状況をついついイメージしてしまうのである。
企画特化型だけあって、キャッチコピー単体のクオリティもさることながら、「紹介文」及び「第1話」を駆使してオチを作っているあたりも非常に巧妙である。
おすすめネット小説⑤ 『Earth climber』

【作品情報】
『Earth climber』 作者 真花
【紹介文】
さくらが道に出ると、男がうつ伏せの状態で頭の方に進んでいた。訊くと「地球を登っている」と。西こそが彼にとっては登るべき方向であると言う。そのパッションにあてられている内に、自分自身が人生の方向性を決められていないことが強く浮かび上がる。
一度は別れるが次の日、さくらは男に「人生をどうやって決めるのか」を問いに行くことに決める。
感想
本企画の中で唯一レビューを書かせてもらった作品。
クスリとくると同時に得も言われぬ力強さを感じるキャッチコピーだった。
書きたいことはさんざレビューに書いたので(何やら某ドキュメンタリー風に仕上がってしまったが)、ここで多くは語るまいて。
他のおすすめネット小説が気になる方へ
他のおすすめネット小説が気になるという方はこちらからどうぞ。
作品が公開されているサイトはいずれもカクヨム、ジャンルはバラバラです。
気になった作品は各作品タイトルのリンクからどうぞ。
【お願い】おすすめweb小説を読む前に
キャッチコピーで人を笑わせるのは至難の業である
最後にお決まりの文言を張って締め括りたいと思います。
本体は上記リンク先の「作品」であり、当ブログはあくまでオマケです。
作品を読んでちょっとでも「面白い」と思ったら、ブックマーク・ポイント評価をよろしくお願いします。
それが、書き手の明日の糧につながるかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました😌
また、もし「自作を読んでほしい」「自作を知ってもらう機会をちょっとでも増やしたい」という方がいらっしゃれば、コメント下さい。作品を読みにうかがいます(カクヨムであれば評価も行います)。
ただし、読んだ作品を100%紹介させてもらっているわけではないので、その点ご了承くださいませ。

これを機にキャッチコピー作りのテクニックを学びたい!
という人はこちらの記事をどうぞ。
森山晋平著『超分類!キャッチコピーの表現辞典: 一言で目を奪い、心をつかむテクニック50』から個人的に厳選したテクニック10選をご紹介します。
今回はそんな感じ。ではまた~。